ブレイクダンス最初の壁

ブレイクダンスに憧れてチャレンジする人はたくさんいると思います。

自分もブレイクダンスを見て、かっこよく思い、出来るようになりたいと思いました。

テレビなどでブレイクダンスを見たその日の夜には自分の家の布団の上で片手逆立ちにもチャレンジしました。(勿論いきなり出来ない)

高校に入ったら何か始めたいという思いがあり、ジャッキーチェンの映画も好きだったからかブレイクダンスをやってみたいという思いが湧いてきました。

その時は中学生で高校受験があったため、高校生になったらちゃんと始めようと思いました。

高校が男子校だったのでダンス部もなく、学校でブレイクダンスをやっている同級生なんていませんでした。

当時はダンススクールに行くという選択肢をあまり考えていませんでした。

それはダンスはお金が無くても出来るはずだ、という一種の信念があったからです。

信念を感じ取ることで、後にダンスのテクニック以上にメンタリティーに惹かれていくことになったのですが。

高校の同級生に口でダンスやろうと声をかけてもやっぱり中々乗ってくれる人はいません。

やはりほとんどの人は部活に入りそっちの活動をするのです。

とりあえず自分が上手くなってから踊りを見せないと説得力がないのだと思い、家で練習をし、部活動をしている友達に頼んで体育館の端を使わせてもらったりして練習し始めました。

興味を持ってくれた友達にはつたないながら技を教えていました。

当時はインターネットでやっとブレイクダンスの講座(紫苑くん)が現れ始めたり、レッスンDVD(ダンススタイルブレイカーズ)などが発売され始めていた時期でした。

高校に入ってからはこういうのを見ながら練習をしていました。

ある日、中学時代の友達で少しダンスをやっていた友達が高校に入ってからダンスをやっていると情報がはいったので、その友達と会って練習することになりました。

友達は高校にダンス同好会があり、学校でも練習していましたが、自分との練習のために学校外の時間も地区センター(区が運営している卓球場やバトミントン場)を借りて練習に来る時間を設けてくれました。

はじめはウィンドミルがやりたいとう目標の元に練習をします。

このウィンドミルをやる間にも中学時代の友達3人のうち2人は抜けて行きました。

手っ取り早くモテそうなバンドに目が移ったり、人間関係のちょっとしたもつれからです。

またウィンドミルはブレイクダンスにおいて最初の壁です。憧れてチャレンジするものの中々できずに挫折してしまう人が多いのです。

練習に手をつけてから半年ほどで二人ともウィンドミルが出来るようになりました。

ウィンドミルが出来ると一個の目標を達成したことになります。

ウィンドミルが出来ると嬉しくて、さらに夢を広げて見るようになります。

思い返してみると、どんなことでもここで注意が必要なんですが、慢心がでてしまうのです。

ウィンドミルが出来たことで最初のひたむきさを失ってしまいます。

それはウィンドミルが出来ると色々な技がやりやすくなり、派生の技なら最初のひたむきな努力なしにも出来るからです。

慢心が出ると、つまらないことに気をとられるようになります。

他人のことをあーだこーだ言ったり、疲れたからこのくらいで良いかと気分屋になり(ウィンドミルがやりたい、というようなちゃんとした目標がないため)、気が散りやすいと目移りしやすくなるので、練習する技も色んな技をかじる程度にしか練習しなくなるのです。

せっかくウィンドミルができてもここでダンスから離れていく人も出てきます。それはもっと就職に役立つことをする、や、もっとモテることをやる、や、もっとお金になることをやる、もっとラクなことをやる、といった具合にです。

中には家庭の事情で続けられなくなったという人もいるでしょう。

結果として自分たちはここでダンスをやめなかったのですが、今思えば自分たちの取り組み方にも隙が出来てきていたなと感じます。

今回お話するダンスストーリーはここまでにします。

 

はじめてダンスをやろうと思った時の感動があったとき、自分はどこまで先を見ていたのか。

言い表せないような感動があったとき、それは世の中のどんなインスタントな欲にも勝るものがあるという感覚を知ります。

思えばダンスを始めるきっかけがあったことで、言い表せない感動を知るきっかけが与えられたと言っても過言ではありません。

 

 

閲覧ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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